へんろ道に咲く花1輪・・・そんな花になりたい・・・
Category :
遍路日誌
今日は晴れましたが寒いっ!大阪を出る間際に地下鉄駅までの寒さ用に持ってきたウインドブレーカーが終日着っぱなし。風で煽られ時もしょっちゅうで、最初は32kmの長丁場に不安がありましたが、なんのことはない、所定通りに日程を終えました。
昨日63番を打っておいて正解で、今日は63番の沿道ではない旧街道を64番へ向かいます。途中小さな旧跡に寄りながらも4kmの道のりを長丁場の助走のような感じでゆっくり歩いて1時間で到着。山の麓の、久々に札所らしあ佇まい。近所のおばあちゃんが清掃奉仕の姿に頭が下がります。
これから後は28kmをひたあるきます。とりあえず一旦国道にでて4kmごとにコンビニで休憩。風で傘があおられて電柱にぶつかったり、画像のような面白い地名を見たり、なんやかんやありながら、新居浜市内の休憩所に到着。
55番では野良犬の出迎えを受け、お接待の饅頭を半分ぶんどられましたが、ここでは野良猫が数匹、昼ご飯開始と共にやってきました。大阪なら追っ払うところ遍路道中はそうもいかず、昨日お接待でもらったお菓子を差し入れ。
ところが今度は乞食(こつじき)が近寄って来たのでほうほうの体で逃げ出し、峠を越えて四国中央市へ。峠から望む青い瀬戸内海と、雪を被った四国山地のコントラストが見事で、その中をティルトして高速で駆け抜けるJRSの電車も絵になります。
昼からは暖かくなり歩きやすかったのと、お昼ご飯が欲しくて昼前にピッチをあげたのと、峠の下りで時速4.5km出した(多分)のとで予定より30も早く4時に土居に到着。時間があったので番外の延命寺に参拝して、宿には定刻の4時45分に着きました。
このように今日は野良猫と乞食(こつじき)以外はアクシデントもなくきましたが、明日は天気が荒れそうで、とりあえず5日を終えましたので明日の天気次第で予定を決めようかと。雨やまして雪の中凍えながら歩くより出直したほうがいいかもだから。
昨日63番を打っておいて正解で、今日は63番の沿道ではない旧街道を64番へ向かいます。途中小さな旧跡に寄りながらも4kmの道のりを長丁場の助走のような感じでゆっくり歩いて1時間で到着。山の麓の、久々に札所らしあ佇まい。近所のおばあちゃんが清掃奉仕の姿に頭が下がります。
これから後は28kmをひたあるきます。とりあえず一旦国道にでて4kmごとにコンビニで休憩。風で傘があおられて電柱にぶつかったり、画像のような面白い地名を見たり、なんやかんやありながら、新居浜市内の休憩所に到着。
55番では野良犬の出迎えを受け、お接待の饅頭を半分ぶんどられましたが、ここでは野良猫が数匹、昼ご飯開始と共にやってきました。大阪なら追っ払うところ遍路道中はそうもいかず、昨日お接待でもらったお菓子を差し入れ。
ところが今度は乞食(こつじき)が近寄って来たのでほうほうの体で逃げ出し、峠を越えて四国中央市へ。峠から望む青い瀬戸内海と、雪を被った四国山地のコントラストが見事で、その中をティルトして高速で駆け抜けるJRSの電車も絵になります。
昼からは暖かくなり歩きやすかったのと、お昼ご飯が欲しくて昼前にピッチをあげたのと、峠の下りで時速4.5km出した(多分)のとで予定より30も早く4時に土居に到着。時間があったので番外の延命寺に参拝して、宿には定刻の4時45分に着きました。
このように今日は野良猫と乞食(こつじき)以外はアクシデントもなくきましたが、明日は天気が荒れそうで、とりあえず5日を終えましたので明日の天気次第で予定を決めようかと。雨やまして雪の中凍えながら歩くより出直したほうがいいかもだから。
PR
Category :
遍路日誌
今日は何といっても60番のアップダウンに尽きます。
7時半に予定通りに出て8時から山登りを開始、しばらくは川に沿って舗装道路を行くこと1時間半、遍路小屋に到着。ここから本格的な登山になり、壊れそうな橋や、よじ登るような斜面を2km強、1時間半かかりました。何を考えて登っていたのか、学校のこと、研究のこと、夏の香りの山のシーンとかとにかくしんどいことから神経を逸らすことばかり考えていた気が。
山の上は相当に寒くて、今日今回初めて顔を出した太陽がありがたかったです。雰囲気のあるいいお寺でした。
下りは一方的に下るのではなく途中で上りもありましたが、大半を滑って転びそうな獣道を降りていきました。何度つまづいて転びそうになったことか。塚地峠の二の舞が怖く相当用心したせいもあって、10kmを無事に下りました。途中芸予の海がとても美しく、やはり歩きは晴天でないと、と後半の天気で予定を変える決断をしたのもこの下りで。
61番は聞いてなかったら新興宗教の建物と間違うほど近代的な建物。仏像も贅を極めた感じで、昔はどんな寺だったのかと。子安大師ということで安産のお寺らしく、赤ちゃんが多い!
62番はこれまたこじんまりした寺で多分今までで一番小さいかと。寺間の距離も短く、1km強の感覚で63番迄続き、結局一旦宿を通り越して63番を打って戻りました。
今日の宿は格安で超豪華料理!事前に仕込んだ宿情報に今のところはずれはありません。
7時半に予定通りに出て8時から山登りを開始、しばらくは川に沿って舗装道路を行くこと1時間半、遍路小屋に到着。ここから本格的な登山になり、壊れそうな橋や、よじ登るような斜面を2km強、1時間半かかりました。何を考えて登っていたのか、学校のこと、研究のこと、夏の香りの山のシーンとかとにかくしんどいことから神経を逸らすことばかり考えていた気が。
山の上は相当に寒くて、今日今回初めて顔を出した太陽がありがたかったです。雰囲気のあるいいお寺でした。
下りは一方的に下るのではなく途中で上りもありましたが、大半を滑って転びそうな獣道を降りていきました。何度つまづいて転びそうになったことか。塚地峠の二の舞が怖く相当用心したせいもあって、10kmを無事に下りました。途中芸予の海がとても美しく、やはり歩きは晴天でないと、と後半の天気で予定を変える決断をしたのもこの下りで。
61番は聞いてなかったら新興宗教の建物と間違うほど近代的な建物。仏像も贅を極めた感じで、昔はどんな寺だったのかと。子安大師ということで安産のお寺らしく、赤ちゃんが多い!
62番はこれまたこじんまりした寺で多分今までで一番小さいかと。寺間の距離も短く、1km強の感覚で63番迄続き、結局一旦宿を通り越して63番を打って戻りました。
今日の宿は格安で超豪華料理!事前に仕込んだ宿情報に今のところはずれはありません。
Category :
遍路日誌
Category :
遍路日誌
今日は1日雨…。昼から晴れるの予報も外れて難儀な1日でした。おまけに体調不良も重なり、えらい目に遭いました。
先ず出だし。元気に出たものの、よこなぐりの雨に、海岸線を行く自信がなくなり、5km先の浅海から初めて電車の援護を。これで予定が変わり、宿泊地今治市内からも58番に延長。しかし雨の中の歩きは大変です。勘弁して、と言いたくなります。
54番手前に延喜という郵便局があって、風景印もあったのでハガキに捺してもらいました。このあたりは小雨になり順調でしたが、54番を出た辺りから体調に変調が現れ、病院を見る度、駆け込みたくなる始末。
55番では、学校の遍路実習の先生からのアンケートを渡されびっくり。先生も密かにこんなことをやってるとは。おかげで納経所の人と色んな話が。56番、57番でも、お話が弾みました。
さて57番から58番はわずか3kmとなめてかかっていたら、山登りが待ってました。平坦地の3kmの数倍の疲労に見舞われる。覚悟して上る山道と突然出くわす山道とは疲れの度合いも違いへろへろになって予定より30分も遅れて到着しました。
先ず出だし。元気に出たものの、よこなぐりの雨に、海岸線を行く自信がなくなり、5km先の浅海から初めて電車の援護を。これで予定が変わり、宿泊地今治市内からも58番に延長。しかし雨の中の歩きは大変です。勘弁して、と言いたくなります。
54番手前に延喜という郵便局があって、風景印もあったのでハガキに捺してもらいました。このあたりは小雨になり順調でしたが、54番を出た辺りから体調に変調が現れ、病院を見る度、駆け込みたくなる始末。
55番では、学校の遍路実習の先生からのアンケートを渡されびっくり。先生も密かにこんなことをやってるとは。おかげで納経所の人と色んな話が。56番、57番でも、お話が弾みました。
さて57番から58番はわずか3kmとなめてかかっていたら、山登りが待ってました。平坦地の3kmの数倍の疲労に見舞われる。覚悟して上る山道と突然出くわす山道とは疲れの度合いも違いへろへろになって予定より30分も遅れて到着しました。
Category :
遍路日誌
今回程出かける前に体の変調があったのは初めて…。大体は精神的にダウンしていることが多かったけど、今回みたいに腹痛に耳鳴り、前日には左半身のしびれまで現れ、大丈夫か今年の春お遍路、という感じ。
とりあえず早朝家を出て、どうにも上がらないモチベーションに困りながら新幹線で岡山、ここで乗り継ぎ瀬戸大橋渡って半年ぶりに四国入り。車内ではほとんど居眠りしてましたが、途中で見える瀬戸内の景色に、少しずつやる気が出てきます。
一旦松山迄乗り越して二駅バックした伊予和気のほとんど駅前に今回最初の札所53番がありました。76番とかと同じように、宅地の中のこじんまりとしたお寺で、門もコンパクトですが、中門がありました。鐘をつくこともできました。久々にローソクとお線香をお供えし、読経すると、俄然元気が出てきます。
納経所で伊予かんもらって少しのんびりしてから、いざ歩き開始!やはりこれこそ歩き遍路の醍醐味で、宅地が尽きると瀬戸の穏やかな海が広がります。厳しく怖かった土佐の海とはまるで違います。
途中こじんまりした大師堂で休んだりとのんびり11kmを無事歩き、泊まりは一人で寂しいけど豪華料理の宿が今夜の寝床です。
とりあえず早朝家を出て、どうにも上がらないモチベーションに困りながら新幹線で岡山、ここで乗り継ぎ瀬戸大橋渡って半年ぶりに四国入り。車内ではほとんど居眠りしてましたが、途中で見える瀬戸内の景色に、少しずつやる気が出てきます。
一旦松山迄乗り越して二駅バックした伊予和気のほとんど駅前に今回最初の札所53番がありました。76番とかと同じように、宅地の中のこじんまりとしたお寺で、門もコンパクトですが、中門がありました。鐘をつくこともできました。久々にローソクとお線香をお供えし、読経すると、俄然元気が出てきます。
納経所で伊予かんもらって少しのんびりしてから、いざ歩き開始!やはりこれこそ歩き遍路の醍醐味で、宅地が尽きると瀬戸の穏やかな海が広がります。厳しく怖かった土佐の海とはまるで違います。
途中こじんまりした大師堂で休んだりとのんびり11kmを無事歩き、泊まりは一人で寂しいけど豪華料理の宿が今夜の寝床です。