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へんろ道に咲く花1輪・・・そんな花になりたい・・・
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1日余った関西3DAY切符を使ってどこへ行こうかあれこれ迷うことしきり。一番行きたいのは槙尾山やけど、これは実家から車で行った方が断然近い。となると、電車を使って山寺の雰囲気となると、叡電しかない!しかも貴船は行ったことないし、ガイドを見ると貴船から鞍馬へ抜ける山道がある!遍路の予行にぴったり!
つうことで洛北目指してレッツゴー!で、普通の人なら先ず京阪ですんなり出町柳やろうけど、うちはそんなことはしない。一旦難波へ出て、なんと生駒を越えて西大寺へ。そっから北上、丹波橋で初めて京阪に乗り換えのコースを取りました。これやと3都の雰囲気たのしめるやろと。

さて、地下鉄で難波へ出てお弁当でも買って車内で、と思いきや、一向にLCカーが来ない。であきらめて生駒越えの絶景もほとんど見えぬまま西大寺へ。

ここでオッチャン達に囲まれふうふういって立ち食い。で、ホームに行くと、やったLC!けどよく見たら行き先難波になってて結局ふて寝しながら、小倉辺りできれいな景色見て丹波橋。伏見も一度はゆっくりしたいけど、今日はまたパスそのまま出町柳へ。

既にここで時間は2時。でも少し電車迄時間があるので下鴨神社にお参りを。てか意外と広い!次の電車にギリギリ間に合うかという位往復に時間がかかって。たださすがは京都。普段でも観光客多いこと。

叡電は学生以来20年ぶりで電車もすっかりきれいになってました。キララは残念ながら車庫でお休み。八瀬で別れてしばらく走ると次第に山の中。この辺同じ参拝電車の能勢電車そっくり。終点から一駅手前で降りて貴船神社へ向かいます。既に3時前でしたが、女性ばかり数人が歩いてます。女性ばかりというのがまた貴船らしい。でも一人もんはうちだけ~。

ずっと清流に沿って歩く歩く。流れの音とそよぐ風が心地よい。で15分ほど歩いて名物川床が見えてくると到着です。

さすがに由緒ある神社だけあって下鴨程広くはないけど立派な佇まいであります。しかも建物の木の匂いが素晴らしい。で、参拝して交通安全ステッカー買って、神社を降りて川を渡って鞍馬寺の登山口へ。といざ山へ入ろうとすると関所みたいのがあってここで入山料を500円取られる!ありえない、とブツブツ言いながら金剛杖のちょい短い杖を借りて登りにかかります。

これがまた遍路転がし並にキツイ!いやそれ以上かも。こりゃ杖ないと無理!おまけに牛若丸が天狗と跳び跳ねた木の根道に入るとこれが大変な悪路!途中2度ほどお堂で拝んで1時間。やっと鞍馬寺に着きました。

ここも大層でかい。20年前の記憶ではこんなでかい本堂は見てないので、どうやら当時は麓で帰ったのかも。

本堂からもまた山道が続き、並行してケーブルカーが走ってるくらいだから結構厳しい。着いた山門前は土産モノ屋がならんで結構いい雰囲気でした。

このまま出町柳経由の直接大阪でもよかったけど、せっかくのフリー切符。四条で降りて祇園を歩いて河原町から阪急で帰って参りました。

久々のジモティー巡礼、結構な半日でした。



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今月は、本来7月に行く予定だった六甲・有馬を巡ってきました。今回からお遍路用に投入した万歩計を装備していざ出発!六甲・有馬も妙見山と同じ様にフリー切符が出ていますが主要な駅でしか売ってないので、最寄り駅からフリー切符の発売駅迄無賃送還してもらいました。長いツアー生活で無賃送還は初めて!勿論紙ももらいました。

六甲駅からバスに乗り換えケーブル駅迄向かいます。その間にかなり高さをかせぎ海が見える所まであがりました。

最近、男山、妙見とケーブルづいていますが、今日のケーブルが一番長かった気がしました。高野山より長いかも。途中トンネルあり、深い渓谷ありでした。

ケーブル駅の直上が展望台になっていてそこから大阪湾が一望!なんと四国まで見えたのは驚きました。

この後団塊オバサンで満員の山内バスに乗り食事処へ。ここからの眺めもよく、70km離れた家と実家が一気に眺められたのには驚きました。ここは六甲山で一番高いところなので吹き抜ける風とても心地よいです。

この後ロープウェイに乗り一気に有馬温泉迄下りました。裏六甲を一気に下るので風景は雄大です。紅葉時はもっと綺麗だという係員さんの話です。(画像①)

ロープウェイを下りてしばらく下るとすぐ情緒ある温泉街に。お目当ての元湯の金の湯に(画像②)。フリー切符の恩恵で無料でお風呂に入ってきました。

温泉街には温泉寺と温泉神社がほぼ同居するような形で建っていました。(画像③④)詳しいことはガイドを見るとして、ここは太閤さんと非常に関わりが深いようです。そしてお土産には金の湯の元を買いました。


その後はオプションで須磨海岸に行きました。このあたりが神戸の強みで山と海とを一気に堪能できます。シーズンを終えた夕暮れの海は、なんとも言えない気だるい雰囲気が漂い、晩夏のイメージがぴったりでした。また徐々に暗くなり対岸の実家付近に灯りが灯っていくのもよい感じでした。

こうして今月の巡礼は終了で、いよいよ来月はスペシャルバージョンのお遍路です。



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今月は予定を変えて、西行終焉の地と言われる弘川寺に行って参りました。

あべの橋から近鉄電車に乗り富田林へ。PLの花火大会を控えて既に随所に注意書きが見られました。ここでバスに乗り換えます。バスは市街地を出ると葛城・金剛の山波に向かって走ります。数人いた乗客が全員降りてまお一人になったころ、山の中へ入って行き、もうこれ以上奥へ入れないというところで終点に着き、いかにも山間の集落といった家並みの中を更に山の中へ入ります。山から流れてくるせせらぎの音だけが聞こえる静かな集落です。その集落も尽きた頃とても簡素な境内が現れました。お寺に着いたのです。

境内には本堂の他に護摩堂、そしてこれは後から知ったのですが、お寺の中興の祖としてお大師様の御影堂もありました。

境内から更に山を登ると、小さなお堂が現れました。西行堂です。江戸時代の建物だそうでコケむした屋根が時代を感じさせます。それから更に山道を登ると、視界が開け、そこに西行のお墓がありました。相対するかのように向かいには西行の墳墓を見い出した江戸時代の僧侶の墓がありました。

一切何もとらわれない人間を目指す者にとって格好の目標となるのが西行です。金、権力といった俗人がのどから手が出るほど欲しいものに背を向け、家族すら捨てて住みたいところに住み、自由に旅してまわり、自由に生きて望み通り花咲く春にこんな静かな山里で生涯を終えた生き方はとても羨ましい生き方ですから。

さて、本堂のある境内から一歩下がったところに本坊があり、美しい庭園がありました。そこの縁側に座って目を閉じると聞こえてくるのは蝉の鳴き声と木の葉の囁きだけです。しばし時間が止まっているのを体感しました。一切の雑念が消え失せ周りの自然に自分が完全に溶けこんでいるのがわかります。
他に参拝者は殆どおらず、こんな静かなお寺の参拝は初めてでした。すっかり気に入ったので季節を変えてまた参拝しようと思いました。

帰りは元来たコースをたどって家に帰りましたが、如何に普段余計な取り巻く存在に振り回されているか、それらが如何にとるにたりない下らないものであるか、痛い程学ぶことのできた巡礼でした。



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今日は月に一度の巡礼の日。という訳で今回は大阪北部の妙見山と宝塚にある中山寺に行って参りました。

宝塚線で川西能勢口まで行き、そこから能勢電車で猪名川に沿って山のなかに入っていきます。終点駅の近くには登山口らしく鄙びた食堂があり、その中の1件に入ると、きつね丼なるものがおしながきにあります。これは食してみないと、と頼んでみると、ご飯の上にきざみと大量のおねぎの載った、とてもヘルシーなどんぶりが出てきました!(画像1)

さてここから山に登るケーブルの乗り場まで里の雰囲気の中バスに揺られ、ケーブルに乗り換え標高400メートルまでのぼり、そこからさらにリフトに乗り換え山頂を目指します。(画像2)

リフトの軌道側には延々とアジサイが咲いておりました。意外とつぼみが綺麗なことに気づきました。(画像3) 

大阪といっても北部になると深い山々におおわれます。そんな山々の中に妙見山がありました。ここには日連宗の霊場があるのですが、山門の代わりに鳥居が立ち、狛犬さんまでいました。 明らかに山岳信仰と法華経が結びついた神仏習合の様相を帯びています。山頂からは、少し煙ってましたが、大阪から神戸が一望できいい眺めです。府県境になっている門を入ると、崖にへばりつくようにして、講堂、本堂、大師堂などが並んでいました。いかにも行場らしい雰囲気が。本堂からは、しきりに、南無妙法蓮華経、の読経が聞こえてきて、さすがは、日蓮宗、と感心しました。

山を降りると今度は中山寺へ向いました。さすがは西国33ヶ所の数えられるお寺だけあって、山門からして立派です。(画像4)ここは腹帯など、安産祈願の寺だけに、妊婦さんが多く、駅前には、腹帯の専門店までありました。

来月は、六甲・有馬に挑みます。

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今月から第三日曜を巡礼の日と決めて、近場で未だ行ったことのない寺社仏閣を巡礼することにしました。 
一回目は、実家にお稲荷さんをお祀りしてあるのに一度も行ったことのない伏見稲荷にしました。ただそこだけでは半日もかからないし、そう言えば成田山も行ってないけど、駅から遠いよな、と家をでる直前まであれこれ考えていて、そうだ、岩清水八幡があった!と思いつくや、家を飛び出しました。外は行楽にぴったりな上天気です。

で、先ずやってきたのが京阪電車の淀屋橋駅。ここから湘南新宿ラインのグリーン車みたいに贅沢なのに料金のいらない2階建て特急電車に乗り込み、一路京都方向を目指します。

地下駅の天満橋出てからすぐに外へ出たら、2階の窓から流れる景色が素晴らしい!特に前日雨が降っているのと今日は休日で産業活動が休みなせいもあって、とても山並みが綺麗です。その山並みが次第に近づきぶち当たった山の麓が、今日最初に訪問する岩清水八幡神社のある男山の麓にあたります。

そしてトンネルもあるケーブルカーに乗り換えて、山を上ります(画像1)。中の座席が、景色が見られるように殆んど山麓を向いているのがおもしろい!標高400メートルくらいの山ですが結構厳しく、渓谷のようなところもありました。

ケーブルを降りると、空気がひんやりして気持ちいい!また木々を渡る風の音が美しく、まさに非日常を奏でます。ケーブル駅から5分ほどで本殿に到着(画像2)。山上にあるのに境内はとても広く、赤ちゃんを連れた参拝客が多いのが印象的でした。ここはまた、あのエジソンがフィラメントを発見するきっかけとなった竹林があるので、記念碑も立っています。

本殿から少し歩くと展望台があり、天王山から比叡山まで一望できる景色はまさに絶景!古人になった気分で山を降り、次の目的地伏見稲荷へ向います。

その名も伏見稲荷駅で下車。駅は神社を意識してか朱塗りの駅でした。ここから少し歩くと参詣道らしく、お土産屋さんの並ぶ通りにでました。名物のすずめや鶉の丸焼きが並んでいるところが、いかにも伏見稲荷らしいです。まおは、あるお土産さんで、お稲荷さんのぬいぐるみを発見!これを帰りの土産にしようかな、と思いながら参道を進むと、今度は神具屋さんが並び始めました。大小様々なお稲荷さんから鳥居、そして賽銭箱まで並んでいるところをみると、観光客というよりむしろプロの神社関係の方の店のような気がします。その参道が終わると大きな門が現われました(画像3)。この奥に、本殿があり、その奥には延々と山へ続く参道が続きますが、その参道は全て鳥居で囲われており少しミステリアスな雰囲気です(画像4)。この鳥居は全て寄進によるもので、全部に寄進者の名前が書いてあります。元近鉄の梨田さんのものもありました。この参道から脇へそれて大和を目指す道があり(画像5)、昔隠遁生活をおこなった人々の格好の舞台であったようです。

それにしても神具店や土産物屋が連なる門前の参道は雰囲気がよく、なんども往復してこの雰囲気を味わい、色んなお土産を買い込み、JRで帰れば早いのに、これを嫌ってまた2階建てに乗って大阪へ戻りました。

日常が交感神経なら、非日常は副交感神経です。だから、人はたまに非日常を求めて旅に出ます。それは半日でもいい。今日のような非日常を味わえたのなら。

というわけで初回は大成功だったので、これを恒例化して、次回6月は、妙見さんを目指そうと思います。


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プロフィール
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まお(真央)
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非公開
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フラワーデザイナー
趣味:
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自己紹介:
ここでは、おへんろ道に咲く1輪のお花になりたいまおが、おへんろとお花のことを想い、綴ります。
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