へんろ道に咲く花1輪・・・そんな花になりたい・・・
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学校
・では三業を三密にするには・・・。
① 手に大日如来のように印契を結び(印を結ぶ)
→手で仏の働きを表して身密。
② 口に真言を唱え(オンアビラウンケン バサラサトバン)
→口業が口密に。
③ 心に本尊を念じる
→心で仏の姿を思い描く、曼荼羅を見て心を仏で満たし、意業に。
入我我入→煩悩多い身でありながら即座に仏になる。=仏が自分に入り自分が仏に入る。
即身成仏=生きたまま仏になること。
こうなると仏の力が加わり、仏の力を持つから三密加持。
但し条件がある。→仏の太陽を保つ用意が必要です。
「仏の太陽が我々の心の池に姿を映すのを加といい、我々が心の池に映った太陽を大切に保っていくのを持という。」
・三密加持によって宇宙の大生命と一体になれば、不思議な現象も起きる。→三力加持。
① 加被力→仏から願う力で人間の内にある仏性という宇宙エネルギーを解放すること。
② 功徳力→我々が救われたいと自分の仏性を解放したいと祈る力
③ 法界力→宇宙に遍満するエネルギー。
この3つが合体して大きなエネルギーとなりあらゆる困難を打開する。
※ 加持祈祷→僧侶に具体的な要望を述べ護摩を焚いてもらう。←現世利益を願う。
(但し本当の現世利益→自分が仏になり仏のまま行い生きていくこと。)
○「密教」とは具体的に何を意味する言葉か。→「密教」という語が内包する意味を、関連するいくつかの語を探し出してみる。
・代表的な密教のイメージ
①護摩の火(不動明王の前で焚かれる)
②曼荼羅
③真言の響き
④壮麗、厳粛な儀式の場
→不思議な神秘感に見舞われる
→密教が直接秘密の門を開いているのに秘密をそのままに・・・
よって密教は、もっとも深奥の秘密が五感(視・聴・嗅(きゅう)・味・触の五つの感覚。)を通じて捉えられる方法、宇宙全体が具体的な自らの身体を通じて顕れ出す教え。
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