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へんろ道に咲く花1輪・・・そんな花になりたい・・・
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願い空しく未明から雨。ただ、2日目のような横なぶりの雨ではないため強行を決定。宿が15分早く食事を用意してくれたので、今回最も早い7時丁度に出立。とりあえずは4km試しに歩いて見ました。

7時だというのに、中学生達は自転車で通学。しばらくすると小学生も登校開始。早い!時折挨拶されます。こちらも挨拶を返します。そういや昨日は30km過ぎでちんたら歩いてたら、元気ですかって言われたっけ!

4km歩いて退避場所はなんと高速取り付け道路の高架下。へたりこんでるところは乞食(こつじき)遍路と大差ないかも…。

雨は小降りだし、手袋も全く濡れない状態なので、とりあえず4km毎に退避スポットを見つけて退避。8kmの退避先は伊予寒川の駅、12km先の退避先はなんと四国中央署の中を選択!結構お遍路では警察署を給水退避ポイントにしています。便洗面所は完備だし、先ず荷物をほったらかしに出来るのが強み。まさか警察署内で盗難はあるまいて。

さあ、後4kmにまで迫り、10時過ぎにスタート、この時点で晴天時にわずか7分のビハインド!この調子だと山岳区間を含むと言えど1時間半後には着けると皮算用して出発。がこのあととんでもないアクシデントに…。


中腹に休憩所があり、この時点で遅れが出始め遅れは15分。で後2kmを45分と見積もり出発、丁度11時。

人家が尽きて山道へ入ってしばらくしたところで進路案内のない分岐に。地図ではこんな分岐はなく、左に道が進むように描いてあります。実際の道も右手は廃線跡のように草が繁っていて、とても遍路道には見えないので、左へ進路をとりましたがこれが大失敗。ミカン畑の中で右往左往してしまい、人家を見つけて尋ねるも返答なし。寺へ電話しても要領を得ず、とりあえず先ほどの分岐に戻っている途中、犬を連れて散歩中の人に会い、道を尋ねると、やはりその廃線跡みたいなとこを登っていくのだとか。

これで30分をロス。山道の30分は地平の1時間に相当します。が、失態がこれでは未だ終わらず。

山は更に深く暗くなり、またも分岐が。今度は左手が下がり、右手が上がる道になっていたので右に進路を取ると、これまたひどい道。枯れた芒や熊笹が繁っており、遍路道標もないことからまたも失態。霧の山中で危うく遭難するところでした。

しかも、道は相当厳しくて、60番よりもキツイくらい。やはり、キツイと聞いて登る山道よりも予備知識なしで登る山道のほうが断然キツイです。

遂に1時間半も遅れて12時半、霰の降る中三角寺に着きました。昨日一昨日と順調だたっただけに調子に乗ってお遍路をなめてましたね。ハイ、反省。

とにかく1時間に渡る山中での彷徨でびしょびしょになったのと、霰の降る中、更に先に進むのに危険を感じ、伊予の国はここで終わりなので、最高峰にある66番はまたお天気のいい日に回して、ここで一旦区切ることにし撤退しました。無論、自力歩行できず数年ぶりのタクシー…。

とりあえず明日は雨はなさそうなので、午後の予定から続行することにして、休養がてら高松に出てきました。

とりあえずきた次の電車がしおかぜいしづちだったので特急券奮発で乗りましたが早い綺麗あったかい!高松に着く迄にすっかりなんもかんも乾いてしまいました。

明日は10時頃出発予定で、今から休養です。大阪出てきて1週間になります。



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今日は晴れましたが寒いっ!大阪を出る間際に地下鉄駅までの寒さ用に持ってきたウインドブレーカーが終日着っぱなし。風で煽られ時もしょっちゅうで、最初は32kmの長丁場に不安がありましたが、なんのことはない、所定通りに日程を終えました。

昨日63番を打っておいて正解で、今日は63番の沿道ではない旧街道を64番へ向かいます。途中小さな旧跡に寄りながらも4kmの道のりを長丁場の助走のような感じでゆっくり歩いて1時間で到着。山の麓の、久々に札所らしあ佇まい。近所のおばあちゃんが清掃奉仕の姿に頭が下がります。
これから後は28kmをひたあるきます。とりあえず一旦国道にでて4kmごとにコンビニで休憩。風で傘があおられて電柱にぶつかったり、画像のような面白い地名を見たり、なんやかんやありながら、新居浜市内の休憩所に到着。

55番では野良犬の出迎えを受け、お接待の饅頭を半分ぶんどられましたが、ここでは野良猫が数匹、昼ご飯開始と共にやってきました。大阪なら追っ払うところ遍路道中はそうもいかず、昨日お接待でもらったお菓子を差し入れ。

ところが今度は乞食(こつじき)が近寄って来たのでほうほうの体で逃げ出し、峠を越えて四国中央市へ。峠から望む青い瀬戸内海と、雪を被った四国山地のコントラストが見事で、その中をティルトして高速で駆け抜けるJRSの電車も絵になります。

昼からは暖かくなり歩きやすかったのと、お昼ご飯が欲しくて昼前にピッチをあげたのと、峠の下りで時速4.5km出した(多分)のとで予定より30も早く4時に土居に到着。時間があったので番外の延命寺に参拝して、宿には定刻の4時45分に着きました。

このように今日は野良猫と乞食(こつじき)以外はアクシデントもなくきましたが、明日は天気が荒れそうで、とりあえず5日を終えましたので明日の天気次第で予定を決めようかと。雨やまして雪の中凍えながら歩くより出直したほうがいいかもだから。



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今日は何といっても60番のアップダウンに尽きます。

7時半に予定通りに出て8時から山登りを開始、しばらくは川に沿って舗装道路を行くこと1時間半、遍路小屋に到着。ここから本格的な登山になり、壊れそうな橋や、よじ登るような斜面を2km強、1時間半かかりました。何を考えて登っていたのか、学校のこと、研究のこと、夏の香りの山のシーンとかとにかくしんどいことから神経を逸らすことばかり考えていた気が。

山の上は相当に寒くて、今日今回初めて顔を出した太陽がありがたかったです。雰囲気のあるいいお寺でした。

下りは一方的に下るのではなく途中で上りもありましたが、大半を滑って転びそうな獣道を降りていきました。何度つまづいて転びそうになったことか。塚地峠の二の舞が怖く相当用心したせいもあって、10kmを無事に下りました。途中芸予の海がとても美しく、やはり歩きは晴天でないと、と後半の天気で予定を変える決断をしたのもこの下りで。

61番は聞いてなかったら新興宗教の建物と間違うほど近代的な建物。仏像も贅を極めた感じで、昔はどんな寺だったのかと。子安大師ということで安産のお寺らしく、赤ちゃんが多い!

62番はこれまたこじんまりした寺で多分今までで一番小さいかと。寺間の距離も短く、1km強の感覚で63番迄続き、結局一旦宿を通り越して63番を打って戻りました。

今日の宿は格安で超豪華料理!事前に仕込んだ宿情報に今のところはずれはありません。



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雨は上がりました!でも曇天でした。だから暑すぎず寒すぎずで丁度よい気候です。

朝は5時半に起きて勤行に参加。理趣教が少し一緒に唱えられたのは日頃の勤行の成果かな。

昨日山登りで苦労した分降りるのも大変で、転んで死んだという伝説もある坂なので念入りに降ります。

国分寺は80番と同じ名前ですが、こちらのほうが規模が小さかったです。

ここからは宿迄20kmの長丁場を行きますが、2ヶ所ほどかわいい大師堂があったり、菜の花や梅の花や水仙が咲き乱れ退屈しませんでした。

明日はいよいよ山登りです。



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今日は1日雨…。昼から晴れるの予報も外れて難儀な1日でした。おまけに体調不良も重なり、えらい目に遭いました。

先ず出だし。元気に出たものの、よこなぐりの雨に、海岸線を行く自信がなくなり、5km先の浅海から初めて電車の援護を。これで予定が変わり、宿泊地今治市内からも58番に延長。しかし雨の中の歩きは大変です。勘弁して、と言いたくなります。

54番手前に延喜という郵便局があって、風景印もあったのでハガキに捺してもらいました。このあたりは小雨になり順調でしたが、54番を出た辺りから体調に変調が現れ、病院を見る度、駆け込みたくなる始末。

55番では、学校の遍路実習の先生からのアンケートを渡されびっくり。先生も密かにこんなことをやってるとは。おかげで納経所の人と色んな話が。56番、57番でも、お話が弾みました。

さて57番から58番はわずか3kmとなめてかかっていたら、山登りが待ってました。平坦地の3kmの数倍の疲労に見舞われる。覚悟して上る山道と突然出くわす山道とは疲れの度合いも違いへろへろになって予定より30分も遅れて到着しました。



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まお(真央)
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非公開
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フラワーデザイナー
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自己紹介:
ここでは、おへんろ道に咲く1輪のお花になりたいまおが、おへんろとお花のことを想い、綴ります。
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