へんろ道に咲く花1輪・・・そんな花になりたい・・・
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遍路日誌
朝5時前に起床して、5時から朝ごはん。未だ外は真っ暗で、とても寒くストーブを焚いてもらってます。
6時の第一陣に混じって出発。登山口迄クルマで送ってもらい、いよいよ雲辺寺にアタック開始。すぐに山道に入り、細い登山道を一歩一歩慎重に登ります。6人でアタックを開始しましたが、それぞれに速度が違い、完全に一人で登ります。
横峰寺程の勾配ではなく、沢もなく、登りやすいと言えば登りやすいですが、途中に倒木があったり、一歩間違えれば、谷底に落ちる危険には変わりはありません。歩きに慎重になりつつ、それでも日常のことを考えたり、未だ延々と続く深い山道に、うんざりしたら、そんなことを考える内に、次第に太陽が木立越しに姿を現し、上の方が明るくなって来て、尾根に出ました。雲一つない秋晴れのもと高原が広がっていました。35分の山道は終わり、舗装された道をお寺目指して進みます。
コンパクトな門をくぐると、こんな深い山によくこれだけの建物が、と思わせる境内が現れました。本堂、大師堂と、久々の供養、礼拝です。
下りは一部文明の利器を使います。ダイナミックな風景を楽しみたかったからです。予想にたがわず、遥かに瀬戸の島々を臨む風景が待っていました。
67番は讃岐平野へ降りる手前にあります。道の風景は山中から徐々に集落へと変わり、やはら人跡があるとほっとします。また、100mおき位でお地蔵サンがならんでいて、地元の人の信仰心を伺わせます。
67番手前迄くると、農作業をしていた地元の人達に、挨拶されました。もうすぐだから頑張って、と全く初対面なのにあたかも旧知の中のような挨拶は、お遍路ならでは。どんな栄養剤よりパワーをもらえます。67番手前で迷いましたが、無事に到着。72番に似た、小さいながら小綺麗なお寺でした。
後は駅までひたすら讃岐平野を歩きました。途中小さな祠で休んだだけで7kmを1時間半で歩き今回は終了です。
今まで最短の行程になりましたが、それでもそれなりの雰囲気は味わえました。単独行動なのに、他人との触れ合いが最大の魅力。今回も実感です。
6時の第一陣に混じって出発。登山口迄クルマで送ってもらい、いよいよ雲辺寺にアタック開始。すぐに山道に入り、細い登山道を一歩一歩慎重に登ります。6人でアタックを開始しましたが、それぞれに速度が違い、完全に一人で登ります。
横峰寺程の勾配ではなく、沢もなく、登りやすいと言えば登りやすいですが、途中に倒木があったり、一歩間違えれば、谷底に落ちる危険には変わりはありません。歩きに慎重になりつつ、それでも日常のことを考えたり、未だ延々と続く深い山道に、うんざりしたら、そんなことを考える内に、次第に太陽が木立越しに姿を現し、上の方が明るくなって来て、尾根に出ました。雲一つない秋晴れのもと高原が広がっていました。35分の山道は終わり、舗装された道をお寺目指して進みます。
コンパクトな門をくぐると、こんな深い山によくこれだけの建物が、と思わせる境内が現れました。本堂、大師堂と、久々の供養、礼拝です。
下りは一部文明の利器を使います。ダイナミックな風景を楽しみたかったからです。予想にたがわず、遥かに瀬戸の島々を臨む風景が待っていました。
67番は讃岐平野へ降りる手前にあります。道の風景は山中から徐々に集落へと変わり、やはら人跡があるとほっとします。また、100mおき位でお地蔵サンがならんでいて、地元の人の信仰心を伺わせます。
67番手前迄くると、農作業をしていた地元の人達に、挨拶されました。もうすぐだから頑張って、と全く初対面なのにあたかも旧知の中のような挨拶は、お遍路ならでは。どんな栄養剤よりパワーをもらえます。67番手前で迷いましたが、無事に到着。72番に似た、小さいながら小綺麗なお寺でした。
後は駅までひたすら讃岐平野を歩きました。途中小さな祠で休んだだけで7kmを1時間半で歩き今回は終了です。
今まで最短の行程になりましたが、それでもそれなりの雰囲気は味わえました。単独行動なのに、他人との触れ合いが最大の魅力。今回も実感です。
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遍路日誌
散々迷った末、とりあえず春に悪天候で取りやめ、取り残された感じの66番と67番だけを回る一泊二日の行程を作成。天気もいい2日を狙って四国に渡りました。
途中瀬戸大橋を渡りましたが、一体何度この橋を行き来したことでしょう。
川之江で下車。3月に開いた巻物を巻き戻す感じで三角寺へ。3月は霰と霧という最悪の天候でしたが、今日は秋晴れ。同じお寺でもがらっと雰囲気が異なります。また、参拝者も多い。やはり活気ある寺の方がいいかも。
簡単に礼拝すると前回なくなく断念した66番への道へ歩き始めました。あの時は鬱蒼として見えた道も、天候のせいか、明るく見えます。でも深山には変わりなく、なんと野うさぎに出くわしました!
山道を下り最初の休憩所では、なんと去年高知で何度も抜きつ抜かれつした、中年女性の集団と再開。やはりお遍路は不思議なことが起こります。
今日は12kmの行程なので後もう一度休憩をとるため、次の4kmを行きますが、途中で別格椿堂に寄り道、この後、国道を行きますが、愛媛と徳島を短絡する国道なのでクルマの量が多く、特にトラックが来ると大変です。途中国道がそれたところの集落で休憩し、いよいよ880mの境目トンネルのサミット目指してだらだら登り坂を行きます。登り勾配なのでやはり歩きはキツイ。やっとトンネルに入ると、細い舗道を行く遍路に容赦なくクルマの排気ガスと突風が押し寄せます。ただ、たった一台ですが、ハザードをつけて徐行してくれたトラックがいて、この心遣いに感謝感激です。
やっとの思いでトンネルを越えると、今日の終点民宿はすぐ。ただここは一杯で今日は泊まれず、10km先の池田からクルマでお迎えに来てもらって、お宿に向かいます。
遍路ばかり16名の宿は大にぎわいで、女将さんから苦労話を聞いたり、たっぷりと人情みをごちそうになりました。
途中瀬戸大橋を渡りましたが、一体何度この橋を行き来したことでしょう。
川之江で下車。3月に開いた巻物を巻き戻す感じで三角寺へ。3月は霰と霧という最悪の天候でしたが、今日は秋晴れ。同じお寺でもがらっと雰囲気が異なります。また、参拝者も多い。やはり活気ある寺の方がいいかも。
簡単に礼拝すると前回なくなく断念した66番への道へ歩き始めました。あの時は鬱蒼として見えた道も、天候のせいか、明るく見えます。でも深山には変わりなく、なんと野うさぎに出くわしました!
山道を下り最初の休憩所では、なんと去年高知で何度も抜きつ抜かれつした、中年女性の集団と再開。やはりお遍路は不思議なことが起こります。
今日は12kmの行程なので後もう一度休憩をとるため、次の4kmを行きますが、途中で別格椿堂に寄り道、この後、国道を行きますが、愛媛と徳島を短絡する国道なのでクルマの量が多く、特にトラックが来ると大変です。途中国道がそれたところの集落で休憩し、いよいよ880mの境目トンネルのサミット目指してだらだら登り坂を行きます。登り勾配なのでやはり歩きはキツイ。やっとトンネルに入ると、細い舗道を行く遍路に容赦なくクルマの排気ガスと突風が押し寄せます。ただ、たった一台ですが、ハザードをつけて徐行してくれたトラックがいて、この心遣いに感謝感激です。
やっとの思いでトンネルを越えると、今日の終点民宿はすぐ。ただここは一杯で今日は泊まれず、10km先の池田からクルマでお迎えに来てもらって、お宿に向かいます。
遍路ばかり16名の宿は大にぎわいで、女将さんから苦労話を聞いたり、たっぷりと人情みをごちそうになりました。
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遍路日誌
ついに最終日に突入。今朝も4時に目が覚めて、6時に朝風呂へ直行。誰もいない浴場を貸しきり、あっちの湯こっちの湯と入って完全にリフレッシュ。ただ上がった後、正しいお風呂入り方とかいう注意書きがはってあり、かけ湯は足からゆっくりとか書いてあったのでがっかりしました。
71番はひどい階段の上と聞いていたので、荷物の内基本になるザックを宿に預け、付属となる巡礼バックだけを持って登りました。確かに階段が続き、境内に入ってからも108段の階段とかがありましたが、基本のザックがないので非常に楽でした。
本堂は四ツ元某とかが中に入れてもらってた岩場のある険しい場所に建ってますが、なんとモノレールがあって役僧はそれに乗って下から上がってきて、お賽銭を数えてました。
大師堂は逆に寺務所と一緒になった建物の中にあり、正座してお大師様を参拝できました。
また荷物を一つにまとめて72番を目指します。気持のいい竹林の中、いかにもお遍路道らしいところを行きます。竹が風で揺れてカラカラと音をたてます。山を降りるとため池の周りを歩きます。とりが鳴いて、梅が咲き、日本の原風景が。反対側では讃岐平野を望んでそのむこうには瀬戸内海と瀬戸大橋が見えます。いかにも讃岐らしい光景です。
72番は曼荼羅寺といい、きらびやかなイメージを持ってまたしたが、実際には62番と同じくらいコンパクトなお寺でした。
ここからわずか600m、10分足らずで73番出釈迦寺です。少し丘を登ったところにあるので、眺めがいいです。更に山の上には奥の院がありますが、お大師様が飛び降りただけあって相当高いところに建物がみえるのでこのまま74番へ。但し西行庵と書かれた案内があったのでそっちへ行ってみると、これも大変坂を登るので途中で挫折。
73番では60番でうちを追い抜いた女性の方と交換。向こうも追い抜いたのに何故、という感じだったので、ズルしたことを話すと、それが正解、雲辺寺の道は雨でぐちゃぐちゃだった、と言ってられました。
74番への移動が、今回最後の遍路道らしい畦道をいきます。水仙に菜の花ももう見納めです。74番も小さなお寺で、ここで納経したことで長らく白紙だった75番迄の大半の部分が黒く埋まりました。
そして3年半ぶりの75番善通寺。あの時は般若心経すら読めなかったですが、今ではフルでしかもそらで言える迄になりました。とりあえず大師うどんでお昼にしてから巡拝。
さすがに広いです。西と東で境内が別れており、どちらかといえば東の本堂より西の御影堂、いわゆる大師堂のほうが立派。ただ東には五重塔や、ご神木もあり。
2巡目の納経は、朱印を重ねて押すだけで終わりです。これが何回も回った人だと真っ赤になるそうです。また、1巡する毎に納経帳を新しくする人もいるそうで、とりあえず今回は重ね印にしました。捺してくれたのは、奇しくも前回と同じ人でした。
これで今回のお遍路は終了。直ちに白衣をたたみ、笠もザックにくくり、鈴もはずし、俗世に戻します。境内に土産もの店があったのでいくつか買い求め、駅から多度津迄普通電車に乗り、ここから今回何回も世話になったしおかぜいしづちにお名残乗車でお四国を離れました。
さあ、これで40番~52番の南予と松山地区、それに今回パスした雲辺寺と67番、それに最後の大窪寺だけになりました。うまくいけば年内の満願も見えてきました。今回は土佐とは違ってほとんどが人跡のあるところを歩いたのと、天気には恵まれなかったものの、やはり春という季節からか、ものすごく気分よく終わることができました。土佐の時には当分遠慮したいと思いましたが、今回は時間さえもらえたら今すぐにでも戻りたい気分です。
71番はひどい階段の上と聞いていたので、荷物の内基本になるザックを宿に預け、付属となる巡礼バックだけを持って登りました。確かに階段が続き、境内に入ってからも108段の階段とかがありましたが、基本のザックがないので非常に楽でした。
本堂は四ツ元某とかが中に入れてもらってた岩場のある険しい場所に建ってますが、なんとモノレールがあって役僧はそれに乗って下から上がってきて、お賽銭を数えてました。
大師堂は逆に寺務所と一緒になった建物の中にあり、正座してお大師様を参拝できました。
また荷物を一つにまとめて72番を目指します。気持のいい竹林の中、いかにもお遍路道らしいところを行きます。竹が風で揺れてカラカラと音をたてます。山を降りるとため池の周りを歩きます。とりが鳴いて、梅が咲き、日本の原風景が。反対側では讃岐平野を望んでそのむこうには瀬戸内海と瀬戸大橋が見えます。いかにも讃岐らしい光景です。
72番は曼荼羅寺といい、きらびやかなイメージを持ってまたしたが、実際には62番と同じくらいコンパクトなお寺でした。
ここからわずか600m、10分足らずで73番出釈迦寺です。少し丘を登ったところにあるので、眺めがいいです。更に山の上には奥の院がありますが、お大師様が飛び降りただけあって相当高いところに建物がみえるのでこのまま74番へ。但し西行庵と書かれた案内があったのでそっちへ行ってみると、これも大変坂を登るので途中で挫折。
73番では60番でうちを追い抜いた女性の方と交換。向こうも追い抜いたのに何故、という感じだったので、ズルしたことを話すと、それが正解、雲辺寺の道は雨でぐちゃぐちゃだった、と言ってられました。
74番への移動が、今回最後の遍路道らしい畦道をいきます。水仙に菜の花ももう見納めです。74番も小さなお寺で、ここで納経したことで長らく白紙だった75番迄の大半の部分が黒く埋まりました。
そして3年半ぶりの75番善通寺。あの時は般若心経すら読めなかったですが、今ではフルでしかもそらで言える迄になりました。とりあえず大師うどんでお昼にしてから巡拝。
さすがに広いです。西と東で境内が別れており、どちらかといえば東の本堂より西の御影堂、いわゆる大師堂のほうが立派。ただ東には五重塔や、ご神木もあり。
2巡目の納経は、朱印を重ねて押すだけで終わりです。これが何回も回った人だと真っ赤になるそうです。また、1巡する毎に納経帳を新しくする人もいるそうで、とりあえず今回は重ね印にしました。捺してくれたのは、奇しくも前回と同じ人でした。
これで今回のお遍路は終了。直ちに白衣をたたみ、笠もザックにくくり、鈴もはずし、俗世に戻します。境内に土産もの店があったのでいくつか買い求め、駅から多度津迄普通電車に乗り、ここから今回何回も世話になったしおかぜいしづちにお名残乗車でお四国を離れました。
さあ、これで40番~52番の南予と松山地区、それに今回パスした雲辺寺と67番、それに最後の大窪寺だけになりました。うまくいけば年内の満願も見えてきました。今回は土佐とは違ってほとんどが人跡のあるところを歩いたのと、天気には恵まれなかったものの、やはり春という季節からか、ものすごく気分よく終わることができました。土佐の時には当分遠慮したいと思いましたが、今回は時間さえもらえたら今すぐにでも戻りたい気分です。
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遍路日誌
高松は既に朝から雨。けど観音寺に着いた時には曇天ながら完全に上がっていて、やはりお大師様は見守ってくれてはると。ちなみに行きの特急の中に数名の遍路がいて、その内の一人は観音寺で降りたのでびっくり。
さて68番と69番は同じ境内に存在する札所として有名ですが、一体どうなってるのかと、行ってみたら、丘の中腹にほんとに同じ敷地に柵もなく、一つの境内然として各々の本堂と大師堂が建っていました。68番だけはかつて一段上の今は薬師堂になっているところが本堂だったらしく、建物が近代的でした。
しかし納経所は合理的に纏めてあり、一回で600円払って終わりです。その他に巡礼用品の店もあってグッズを見ると中々楽しい。
さて今日も昨日のダイヤの乱れで半日の予定を1日で行きますので、後は70番と14km歩くだけ。行き交う車のナンバーが香川になってるのを見て改めて、ああもうここは伊予ではなく讃岐なんだと。
70番は川沿いに1時間で到着。国宝の本堂に五重塔、ひろい境内、鈍い鐘の音。何をとっても渋いお寺です。で参拝者もおらずいい雰囲気だと思ってると団体がやってきて、丁度雨がまた降り出したので、本堂の屋根の下で退避。彼らが行ってから参拝しました。
雨はここでお昼をしている間に止んでくれたので、今晩の楽しみ温泉目指してレッツゴー!しばらく国道を行った後、旧道に入りました。いくつもの溜池に、低いこんもりした山の点在する風景。昨日迄の平地がなくすぐそこに雪を頂く高い山の続く伊予とはまるで風景が違います。途中からは陽もさして来て、最後の登りでバテたものの無事に宿に到着。天然温泉に豪華料理とこんなんで罰あたらないかしら。
さて68番と69番は同じ境内に存在する札所として有名ですが、一体どうなってるのかと、行ってみたら、丘の中腹にほんとに同じ敷地に柵もなく、一つの境内然として各々の本堂と大師堂が建っていました。68番だけはかつて一段上の今は薬師堂になっているところが本堂だったらしく、建物が近代的でした。
しかし納経所は合理的に纏めてあり、一回で600円払って終わりです。その他に巡礼用品の店もあってグッズを見ると中々楽しい。
さて今日も昨日のダイヤの乱れで半日の予定を1日で行きますので、後は70番と14km歩くだけ。行き交う車のナンバーが香川になってるのを見て改めて、ああもうここは伊予ではなく讃岐なんだと。
70番は川沿いに1時間で到着。国宝の本堂に五重塔、ひろい境内、鈍い鐘の音。何をとっても渋いお寺です。で参拝者もおらずいい雰囲気だと思ってると団体がやってきて、丁度雨がまた降り出したので、本堂の屋根の下で退避。彼らが行ってから参拝しました。
雨はここでお昼をしている間に止んでくれたので、今晩の楽しみ温泉目指してレッツゴー!しばらく国道を行った後、旧道に入りました。いくつもの溜池に、低いこんもりした山の点在する風景。昨日迄の平地がなくすぐそこに雪を頂く高い山の続く伊予とはまるで風景が違います。途中からは陽もさして来て、最後の登りでバテたものの無事に宿に到着。天然温泉に豪華料理とこんなんで罰あたらないかしら。
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願い空しく未明から雨。ただ、2日目のような横なぶりの雨ではないため強行を決定。宿が15分早く食事を用意してくれたので、今回最も早い7時丁度に出立。とりあえずは4km試しに歩いて見ました。
7時だというのに、中学生達は自転車で通学。しばらくすると小学生も登校開始。早い!時折挨拶されます。こちらも挨拶を返します。そういや昨日は30km過ぎでちんたら歩いてたら、元気ですかって言われたっけ!
4km歩いて退避場所はなんと高速取り付け道路の高架下。へたりこんでるところは乞食(こつじき)遍路と大差ないかも…。
雨は小降りだし、手袋も全く濡れない状態なので、とりあえず4km毎に退避スポットを見つけて退避。8kmの退避先は伊予寒川の駅、12km先の退避先はなんと四国中央署の中を選択!結構お遍路では警察署を給水退避ポイントにしています。便洗面所は完備だし、先ず荷物をほったらかしに出来るのが強み。まさか警察署内で盗難はあるまいて。
さあ、後4kmにまで迫り、10時過ぎにスタート、この時点で晴天時にわずか7分のビハインド!この調子だと山岳区間を含むと言えど1時間半後には着けると皮算用して出発。がこのあととんでもないアクシデントに…。
中腹に休憩所があり、この時点で遅れが出始め遅れは15分。で後2kmを45分と見積もり出発、丁度11時。
人家が尽きて山道へ入ってしばらくしたところで進路案内のない分岐に。地図ではこんな分岐はなく、左に道が進むように描いてあります。実際の道も右手は廃線跡のように草が繁っていて、とても遍路道には見えないので、左へ進路をとりましたがこれが大失敗。ミカン畑の中で右往左往してしまい、人家を見つけて尋ねるも返答なし。寺へ電話しても要領を得ず、とりあえず先ほどの分岐に戻っている途中、犬を連れて散歩中の人に会い、道を尋ねると、やはりその廃線跡みたいなとこを登っていくのだとか。
これで30分をロス。山道の30分は地平の1時間に相当します。が、失態がこれでは未だ終わらず。
山は更に深く暗くなり、またも分岐が。今度は左手が下がり、右手が上がる道になっていたので右に進路を取ると、これまたひどい道。枯れた芒や熊笹が繁っており、遍路道標もないことからまたも失態。霧の山中で危うく遭難するところでした。
しかも、道は相当厳しくて、60番よりもキツイくらい。やはり、キツイと聞いて登る山道よりも予備知識なしで登る山道のほうが断然キツイです。
遂に1時間半も遅れて12時半、霰の降る中三角寺に着きました。昨日一昨日と順調だたっただけに調子に乗ってお遍路をなめてましたね。ハイ、反省。
とにかく1時間に渡る山中での彷徨でびしょびしょになったのと、霰の降る中、更に先に進むのに危険を感じ、伊予の国はここで終わりなので、最高峰にある66番はまたお天気のいい日に回して、ここで一旦区切ることにし撤退しました。無論、自力歩行できず数年ぶりのタクシー…。
とりあえず明日は雨はなさそうなので、午後の予定から続行することにして、休養がてら高松に出てきました。
とりあえずきた次の電車がしおかぜいしづちだったので特急券奮発で乗りましたが早い綺麗あったかい!高松に着く迄にすっかりなんもかんも乾いてしまいました。
明日は10時頃出発予定で、今から休養です。大阪出てきて1週間になります。
7時だというのに、中学生達は自転車で通学。しばらくすると小学生も登校開始。早い!時折挨拶されます。こちらも挨拶を返します。そういや昨日は30km過ぎでちんたら歩いてたら、元気ですかって言われたっけ!
4km歩いて退避場所はなんと高速取り付け道路の高架下。へたりこんでるところは乞食(こつじき)遍路と大差ないかも…。
雨は小降りだし、手袋も全く濡れない状態なので、とりあえず4km毎に退避スポットを見つけて退避。8kmの退避先は伊予寒川の駅、12km先の退避先はなんと四国中央署の中を選択!結構お遍路では警察署を給水退避ポイントにしています。便洗面所は完備だし、先ず荷物をほったらかしに出来るのが強み。まさか警察署内で盗難はあるまいて。
さあ、後4kmにまで迫り、10時過ぎにスタート、この時点で晴天時にわずか7分のビハインド!この調子だと山岳区間を含むと言えど1時間半後には着けると皮算用して出発。がこのあととんでもないアクシデントに…。
中腹に休憩所があり、この時点で遅れが出始め遅れは15分。で後2kmを45分と見積もり出発、丁度11時。
人家が尽きて山道へ入ってしばらくしたところで進路案内のない分岐に。地図ではこんな分岐はなく、左に道が進むように描いてあります。実際の道も右手は廃線跡のように草が繁っていて、とても遍路道には見えないので、左へ進路をとりましたがこれが大失敗。ミカン畑の中で右往左往してしまい、人家を見つけて尋ねるも返答なし。寺へ電話しても要領を得ず、とりあえず先ほどの分岐に戻っている途中、犬を連れて散歩中の人に会い、道を尋ねると、やはりその廃線跡みたいなとこを登っていくのだとか。
これで30分をロス。山道の30分は地平の1時間に相当します。が、失態がこれでは未だ終わらず。
山は更に深く暗くなり、またも分岐が。今度は左手が下がり、右手が上がる道になっていたので右に進路を取ると、これまたひどい道。枯れた芒や熊笹が繁っており、遍路道標もないことからまたも失態。霧の山中で危うく遭難するところでした。
しかも、道は相当厳しくて、60番よりもキツイくらい。やはり、キツイと聞いて登る山道よりも予備知識なしで登る山道のほうが断然キツイです。
遂に1時間半も遅れて12時半、霰の降る中三角寺に着きました。昨日一昨日と順調だたっただけに調子に乗ってお遍路をなめてましたね。ハイ、反省。
とにかく1時間に渡る山中での彷徨でびしょびしょになったのと、霰の降る中、更に先に進むのに危険を感じ、伊予の国はここで終わりなので、最高峰にある66番はまたお天気のいい日に回して、ここで一旦区切ることにし撤退しました。無論、自力歩行できず数年ぶりのタクシー…。
とりあえず明日は雨はなさそうなので、午後の予定から続行することにして、休養がてら高松に出てきました。
とりあえずきた次の電車がしおかぜいしづちだったので特急券奮発で乗りましたが早い綺麗あったかい!高松に着く迄にすっかりなんもかんも乾いてしまいました。
明日は10時頃出発予定で、今から休養です。大阪出てきて1週間になります。